甘地の獅子舞の起源は400年以上前より伝えられたとされています。
甘地の獅子は本獅子(雌獅子)で、頭の作りもやや小さく女性的です。曲目は、「鈴の舞」「橋弁慶」ほか9曲が伝えられています。いずれの曲も1匹の獅子に着飾った子どもたちの囃子(ばやしこ)が絡みます。
昭和55年に保存会が結成され、伝統芸能を守るとともに積極的な公演活動を行っています。
この活動の成果が認められ、昭和55年には「兵庫県ともしびの賞」、平成14年には「地域文化功労者表彰」(文部科学大臣表彰)を受賞しました。
兵庫県指定重要無形民俗文化財
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